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【第10回】見逃してはいけない!「似ている動きの銘柄、反対の動きの銘柄」
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 OFFICE REIには、似ている動きの銘柄、反対の動きの銘柄という情報があります。実はこのコーナー、ヘビーユーザーに人気があるのです。



 「似ている動きの銘柄、反対の動きの銘柄」というものは、「基準とする銘柄の株価に似ている動きをする銘柄」と「基準とする銘柄の株価とは反対の動きをする銘柄」を、相関係数のランキング表にして、その上位銘柄を記載したもののことです。産業統計や業界の景気動向、個別企業業績など、株価以外のデータを一切考慮せず、純粋に株価の推移を相関分析しています。基準とする銘柄と、全銘柄を相関分析して似ている度合いと反対に動いている度合いのランキングを手に入れています。このリストが、とても不思議なことを証明してくれます。業績や景気動向のデータを一切使っていないのに、同じ産業の同業他社の株価動向が、最も似ているトップランクに計算されているのです。株価が、あらゆる企業のバックグラウンドを正確に反映するかということの証左となっています。



 株価データが企業の特徴を忠実に反映しているものであることがわかれば、この「似ている動きの銘柄、反対の動きの銘柄」リストは、圧倒的な利用価値の可能性を保証してくれます。



 例えば、にわかに上昇している銘柄を見つけたとしましょう。その銘柄1銘柄に投資資金を全額投資するのは危険といえます。株価はすでに上昇する材料を織り込んでしまって、急落するだけかもしれません。リスク分散を考える上で当然のこととして、投資対象銘柄を分散するということを検討しなければなりません。このケースでは、同じように上昇する傾向がある銘柄を見つけたいわけです。その場合、普通なら3500以上ある銘柄を1銘柄ずつ手作業で探していく作業が待っています。これまで、ゴールデン・チャート社のチャート誌が、こうした作業のニーズに最も効率よく応えるツールだったのです。熱心な投資家が、いくつかの注目銘柄の株価チャートの姿を参考に、熱心にページをめくって、出遅れているお宝銘柄を探していたものです。



しかし、この作業、途方もなく時間がかかります。1銘柄10秒と計算し、仮に3500銘柄あっとして、35000秒。これを時間計算すると、9.7時間かかります。およそ10時間かけて全銘柄をチェックするのです。そのために、チャート誌は全銘柄を掲載していなければならなかったのですし、週末に、とことんページをめくるヘビーユーザーさんのチャート誌は、ページをめくりに捲った結果、本来の厚みの2倍以上にも膨らんでいるのでした。



 しかし、マニアックなチャート愛好家がそうであっても、ごく普通の投資家にはこれほど熱心に、長時間チャートと首っ引きということはできません。一般人の私たちの「目」はページを捲るに従って、その時々で判断を変えてしまい、どんどん基準がブレてきます。初めに見ていた視点と最後の銘柄を見る視点は変わっていることでしょうし、ほとんどの人は、途中で何を目的にチャートページを捲っていたかも失念しているものです。こんなことでは、相場に勝てるアイデアなど、手に入るはずもありません。そこで、私たちゴールデンチャートは、このような分析は、計算をもっぱら得意とするシステムに委ねることが一番と考えたのでした。



 OFFICE REIでご提供する「似ている動きの銘柄、反対の動きの銘柄」のオススメの使い方は、次回よりご紹介しましょう。
(2011/05/27掲載)


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