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      【第12回】「反対の動きの銘柄」を戦略的に使う
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 前回「似ている動きの銘柄」についてご紹介しました。今回は「反対の動きの銘柄」についてお話しましょう。



 「反対の動きの銘柄」とは、その名の通り、基本となる銘柄の値動きに対して、逆の動きをする銘柄のことです。例えば、9432 NTTのチャートをご覧になった場合に出てくる「反対の動きの銘柄」は、NTTのチャートが上昇傾向の時に、逆に下げている銘柄群です。反対の動きも上位10位まで掲載しています。NTTに対し、はっきりと反対の動きをするものを1位とし、ランキングしています。それでは、どのような使い方をすることができるのでしょうか。



 「どうしてわざわざ反対の動きをする銘柄の情報を知る必要があるの?」とお考えになる場合もあるでしょう。今回は、一つ例にあげてご紹介しましょう。例えば、高値圏の銘柄を把握している場合、反対の銘柄リストを見ると、底値圏の銘柄を見つけることができると考えられます。「この銘柄は天井をつけているなぁ。私は現物投資を基本に考えているので、この銘柄に投資するわけにはいかない。ならば、この銘柄に対して正反対に動く底値圏の銘柄を探したい。」という希望が出てくるのではないでしょうか。そのような時に、この機能が役立つというわけです。



 反対の動きの銘柄にも、地方市場に上場している銘柄がランクアップされることがあります。また、急激に上がったり下がったりという銘柄も中には出てきます。さらに、上場している銘柄の中で、つまり約3500通りのチャートの中よりリストアップするわけですから、まるで鏡で照らし合わせたように正反対の動きをするものはありません。なので、しっかりとチャートを確認し、「これなら納得行く」という銘柄をチェックしてください。その時、もし納得いく銘柄が見つからない場合は、強引に銘柄を選ぶのではなく、戦略を変えていくことを検討するのも一法でしょう。


(2011/06/10掲載)


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