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REIちゃんと株式投資

           【第3回】 成功する投資家像とは?
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 相場の世界はとても単純な構造で成り立っています。みんなが「この銘柄、上がりそうだな」と思い集まってくれば、「私、今のうちに買う!」「ボクも上がる前に買う!」と買い手がたくさん増えます。そして「私は100円で買う!」「ボクは150円で買う!」という具合に株価がどんどん上昇します。





 一方「株価はそろそろ高値圏だろう。今のうちに売ろう」という気持ちの人が増えれば増えるほど、株価はどんどん下がります。「私は200円で売る。でも、200円で買い手がいないなら195円でもいいよ。」「ボクは190円で売りたいけど、買い手がいなかったら185円でもいいや。」などといって、どんどん下がっていきます。


 この時185円、195円で売った人はリターンを得ることができますが、売り手がいるということは、同様に必ず「買い手」がいるわけですから、買った人は完全に「高値づかみ」となってしまいます。安値圏では「買い手」で、高値圏になった時に「自分自身が売り手」でいることができるという投資手法を取ることが、非常に重要なのです。



 このような投資家になるには、
・友達が「この銘柄すごく良いよ」と薦めた銘柄をそのまま信じて買わない
・将来性はあるが、ニュースにも出ず、誰も注目していないような企業を、コツコツと買いためていく。
というような行動が求められるでしょう。

 もちろん、業績が好調で長期に渉り人気化し、上昇トレンドを続ける銘柄もあります。しかし、長期的に株価が上昇しているからこそ、この先力尽きて大きく下げるかも知れません。現在の日本経済自体が縮小していることも挙げられます。日本経済が高度成長期の時代なら、すべての産業が上昇し、国全体の景気が高揚しました。ですから、日本企業の株価はおのずと右肩上がりの推移を描くことになりました。


 しかし、現在のように、日本経済が成熟化した状態では、その企業の調子がいくら良くでも、必ずしも企業の株価が上昇するとは限らないのです。「東京市場が下がる」という時には、その銘柄も影響を受けます。


 話が少しそれましたが、みんなが「いいから買おうよ!」という時に買っては、手遅れとなっていることがほとんどです。みんなが「そろそろ買おうかなぁ」と思っている時に、しっかりリターンを得ているような投資家にならないと、成功する投資家への道は広げることができないのではないでしょうか。


 このような投資家を目指したいものですね。


(2011/03/04掲載)


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