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OFFICE REI

REIちゃんと株式投資

【第33回】何十種類もの分析を行うことができる
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前回、OFFICE REIではお客様ご自身で指標をお選びいただき、それを自由にチャート上に描いてみることができるというお話をしましたね。その指標は、ご自由にお選びいただくことができます。主なものをご紹介すると、「単純移動平均」「指数平滑平均」「加重移動平均」「コスト移動平均」「ボリンジャーバンド」「一目平均表」「パラボリック」「ボラティリティ」「ピボットライン」「カギ足」「価格帯出来高」「平均足」「コマ足」などあります。たくさん分析することができますね。もちろん、OFFICE REIがご提供する分析情報もあるわけですから、OFFICE REIを用いるだけで、何十通りの分析手法を手に入れたということになるわけです。




しかし、ここで注意する点が1つあります。それぞれの指標を用いて分析すると、このような壁にぶつかることがあるでしょう。「移動平均線は買いと示しているけど、平均足は売りと言っている。どちらが正しいの?」と。これは、移動平均線が正しくて、平均足が間違っているわけではないのです。移動平均線で分析すると買い、平均足で分析すると売りというのは、移動平均線の分析結果だと現在は買いスタンス。だが、平均足による分析であれば買いとは言えず、売りということになります。それは、その指標それぞれ考え方が違うわけですから、分析する指標により結果が異なることがあっても、それは特におかしなことではないのです。例えば、これは日足、週足のチャートで見ても同じです。日足、つまり短期では売りといっているけど、週足、つまり中長期では買いと言っているということもあります。短期分析では目先の高値圏かもしれないが、中長期で見ると十分に安値圏と取ることができるため、異なる結果が出るのです。




ここで私たちが気をつけなければならないのは、2つの異なる分析結果が出た場合、「私はどの分析に従って売買するか」ということです。移動平均線で買いタイミングを捉え、平均足で売りタイミングを捉えるという指標間をまたいだ売買や、日足で買いタイミングを捉え、週足で売りタイミングを捉えるということもシステムで運用すれば不可能ではありません。ただし、そのパフォーマンスがどれほどの成績をだすのか、どの程度の安定性があるのか、反対売買がしっかり次に提示されるか?そのあたりは冷静にデータで判断をしていきましょう。




まずは、基本的な考え方を覚えておきましょう。




(2011/11/4掲載)


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