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REIちゃんと株式投資

【第42回】 株価が上がっても下がっても「不安」になる時
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私たち投資家は、相場に対して感情になりがちです。例えば、日々動く株価を見ていると、上がると「どうしよう……」と思い、下がると「どうしよう……」と思う。どちらの時も冷静に見ていられません。上がると「せっかくこれだけの利益を得られているのに下がってしまったらどうしよう」と不安になります。一方で下がると「評価損になってしまった。損切りしないとさらに下がってしまうのではないか」と不安になります。つまり、どちらに動いても「不安」になるのです。投資をしている時は、常に「不安」という恐怖感情と戦いながら投資しないといけないのです。

 



私たち投資家は、自分自身の大切な資産を相場に投入します。投資資金を作る時も苦労しました。いろいろと節約しながら「余剰資金」を作りだしたものです。ある日突然「ポン」と資金がどこかから出てきたわけではありません。ですから、それだけその資金に対して思い入れが強いというわけです。よって「1円も失いたくない」と感情が強くなります。だからこそ、市場で動いている株価に対しても敏感に反応するのです。




冷静に考えると「上がっているなら安心して見ていればいいじゃない」と感じるものです。しかし、いざ自分の資金が市場に入るとなると話は別です。ドキドキ、ハラハラの連続です。じっくりと長期で持っていられるというような人は、それなりに経験を積み「この資金を何倍にするぞ!」と考えている方か、「もうどうしようもないくらい下げて、売るに売れず塩漬け状態」という人ではないでしょうか。




株価に過敏に反応しないという精神、これは投資する上で非常に大切なものです。しかしながら、それがなかなかできないのです。散々にたくさんのやられを味わって、それでもあきらめなかった、そんな辛酸を舐めた経験こそが糧になります。私たち投資家は、なかなか自分だけでは冷静になれないものです。そのような時こそ、システムに頼るのも一法でしょう。OFFICE REIであれば、銘柄助言などの情報をお使いいただくことで、冷静に相場を見ていることが可能になります。システムには感情はありません。だからこそ、相場に対し冷静に臨むことが可能になるのです。




(2012/1/6 掲載)


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