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【第44回】 短期スタンスの方も中長期分析を確認しよう
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OFFICE REIでは、様々なスタンスの情報をご提供しています。「日足10日」は短期投資、「週足5週」は中長期投資と認識していただくといいでしょう。






「私は短期投資だから中長期投資の情報はいらないわ」という方もいらっしゃるかもしれませんね。本当にそうでしょうか。短期投資の方は、中長期分析をまったく見る必要がないのでしょうか。いいえ、私たちはそのようには考えません。短期投資の方にも中長期分析をぜひご確認いただきたいと思います。




短期戦略の方が短期の分析ばかり見ていると、目先の値動きばかりチェックして、大きな流れを捉えていないことになってしまいます。株価は中長期の波の中に短期の波があるイメージです。例えば、短期分析で上昇トレンドの場合、中長期分析でも上昇トレンドになっていることもありますが、下降トレンドになっている時もあるのです。中長期分析が下降トレンドの時の上昇と、上昇トレンドの時の上昇、どちらも同じ「上昇」ではありますが、戦略を変えなければならないことは言うまでもありません。中長期分析が下降している時の上昇は一時的なもので、その後、大きな下げが来る可能性が非常に高いものです。こんな時の売買シグナルは絶対に見逃してはならないのです。




相場全体を俯瞰する能力も問われます。その視点を戦略に反映することで、投資成績も向上するといえるでしょう。ですから、短期投資の方も中長期分析をぜひご覧いただきたいというわけなのです。




OFFICE REIでは、どの情報にも短期分析、中長期分析をご用意しています。ですから、お気に入りの銘柄を見つけたら、短期分析、中長期分析を両方ご覧いただくことが可能です。




(2012/1/20 掲載)


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