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       【第42回】 助言銘柄が複数ある理由とは
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 システム投資を活用すると「今注目の銘柄はこれだけあります」と、ズラリとたくさんの銘柄がリストアップされていることがあります。「私の資金は全部買えるほど潤沢ではないないし、もうちょっと絞ってよ。システムってもしかして優柔不断なの?」と感じられた経験はないでしょうか。OFFICE REIの「銘柄助言」サービスも確かにたくさんの銘柄を掲載しています。どうしてなのでしょうか。




 前回述べた通り、株式投資は「ギャンブル」ではないのです。「企業活動を支援する行動」の一つなのです。もちろん、投資の目的は目先のリターンですから、「どんな企業でも良いのさ。儲かりさえすれば。」という考え方もあります。しかし「Aという企業には投資したいけど、Bの企業はイヤだ。」という考えをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。他にも、「円高の今ならCに投資したいけど、Dは避けたい」とか、私の投資資金だと「E銘柄には投資できないが、F銘柄なら投資できる」など……。このように、銘柄を選ぶ際には、投資家おのおのの「意思」が入ります。






 もし、助言側が1銘柄に絞ってしまうと、「今日は買いたくない銘柄、翌日は私の投資方針に合わない銘柄、その次の日は投資方針に合うけど資金面で合わない銘柄……」となり、結局、あなたにとって「使えないサービス」となってしまうのです。







 投資家のみなさんは、「投資方針」を持っておられるでしょう。「今の時代はグローバル化した経済なのだから、やっぱり海外展開している企業に積極的に投資したい」とお思いでしたら、銘柄のリストの中から、海外に展開している企業を選ぶのも一法でしょう。また、「私は、この冬のボーナスの半分を使い銘柄を買いたい。半分の金額に見合う銘柄を探す」という方針をお持ちであれば、ボーナスの半分の金額を基準に、銘柄を探すのも一法でしょう。例えば、投資対象金額を30万円とした場合、1銘柄に投資するとう方法もありますが、リスクを軽減するためには、分散投資を行うのも良いでしょう。30万円を3等分し、10万円程度の銘柄を3銘柄選ぶという手法もあります。



 銘柄がたくさん紹介されている意味、それは、あなたの投資方針に合わせて銘柄を選んでいただきたいからなのです。私たちゴールデンチャート・エー・エム・エスの仕事は、あなたが最終決定するための、候補銘柄探しなのです。私たちの理想は、そのいずれを、どんな風に選んだり組み合わせても、いずれも満足していただける結果を出すことです。





(2010/12/10掲載)


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