OFFICE REIにアクセスすると、淡々とデータを分析し解説します。システムですから全銘柄を平等に分析します。「この銘柄は世間一般で注目される度合いが大きいから力を入れて分析しよう……」というのは人間の世界ですね。注目の業種、話題の企業には分析する人がたくさんいて、レポートもたくさんありますが、新興市場であまり注目されてない銘柄は手薄……。人間が分析を担当すると、どうしても「銘柄数」や「その企業が抱えるスタッフ数」などを見ながら、「どうやって担当者を割り当てようか」と考えなければなりませんので、全銘柄平等に割り当てるなんていうことはできません。
しかし、OFFICE REIの場合はそのような必要はありません。全銘柄平等に分析します。どの方がどの銘柄に注目しているかというのはREIにはわからないことです。超人気の銘柄も、あまり人気のない銘柄も平等です。REIのデータの中に「分析せず」というものはないのです。
但し、次のような場合だけは分析することができません。REIはテクニカル分析を行います。この手法は、過去の株価をもとに分析します。つまり株価のデータが少ない場合に限り、REIは分析することができません。テクニカル分析は、その指標により異なりますが、ある一定期間のデータが必要なのです。もし「今日上場したんだけど、今後どうなるんだろう……」と移動平均線を確認したかったとしても、ローソク足1本のチャートに移動平均線は描けません。データが揃わないうちは、REIも分析を行うことはできないのです。これは、REIが分析銘柄に力を入れている、入れていないというのとはワケが違いますね。データが揃いさえすれば、REIはすぐに他の銘柄同様に分析をスタートします。しばらくお待ちください。チャート上にローソク足が少なく、似ている銘柄、反対の銘柄に「データはありません」と表示されていたりしたら、「まだデータが少ないのだな」とお考えください。
REIは淡々と最新の株価を分析します。そして、私たちゴールデンチャート・エー・エム・エスは信じています。淡々と計算し続ける力の偉大さを!そうです。誰からも見捨てられた銘柄がみじめな株価にあっても、それこそが底入れという割安な買い場になるのです。圧倒的な人気に沸いて、もてはやされて買い煽られた株価は、どんなに評論家にもち上げられても天井圏という危険ゾーンなのです。そこで「売り」という計算結果を主張することが、どんなに非難されるか。それでも、計算を継続することの力は、投資成果に集約されるのです。REIは勝ち続ける路線を淡々と歩み続けます。
(2012/11/16 掲載)