私たちは株価を見るとついつい感情的になりがちです。「上がった!」「下がった!」と。上昇を続けると、「え、ここが天井だったらどうしよう」という不安を抱く気持ちも出てくるものです。しかし、あまりにも順調に上がると楽観的な気持ちも加わります。保有株が上昇すると「まだ上がれ、もっと上がれ!!」と期待したくなるものです。ですが株価はあなたの思い通りには動いてくれません。そもそも、株価の動きは必ずどこかで止まります。つまり永遠に上がり続けることはないのです。そのタイミングを見極めたいものですね。しかし、感情的になっている時に判断するのは難しいものです。
そんな時は、REIに相談してみてください。REIは何と答えるのでしょうか。短期、中長期ともに楽観視している時もあるでしょう。しかし、目先は楽観しているが、中長期では下がると分析するかもしれません。あなたの期待には添わない形になることもあります。しかし、その可能性も考慮しなければという意識を私たちに持たせてくれるのは良いことなのではないでしょうか。
人間には感情があります。REIはシステムですから感情がまったくありません。感情的になって相場を楽しむこと、これも一つの楽しみかもしれません。しかし、投資は博打ではありません。感情だけで「よし買いだ!売りだ!」というわけにはいかないのです。きちんと戦略を立て、冷静な姿で相場に臨まなければならないのです。
2012年の年末から東京市場が良くなり、投資家の気持ちが明るくなりました。日経平均も日々高値を超えるという日が続き、私たちにも希望の光が見えてきました。東京市場の先行きが良いことに期待するのはとても大切ですが、一方で個別銘柄の分析を行う際には、冷静な目を常に忘れないようにしておきたいものです。冷静さを欠きそうな時には、ぜひREIに相談してください。感情を持たないREIが、株価をもとに分析したデータでお答えします。
(2013/2/8 掲載)